京都 ねむのき

最高級羽毛布団アイダーダックダウン羽毛布団のご紹介・アイダーダウンとは

このページでご紹介するアイダーダックダウン羽毛布団は、主にアイスランド北西部地域に生息する特別保護鳥のアイダーダックの巣から採取された貴重な羽毛/ダウンを吹き込みした羽毛布団です。そのアイスランド産アイダーダックダウンを充填したアイダーダウン羽毛布団の話。

アイスランド産アイダーダックダウン

アイスランド北西フィヨルドに浮かぶアイズエイ島…マグナスファームにて

通常ではなく別格のダウン

羽毛の宝石と言われる理由

アイダーダウンの採取方法

実際に使った寝心地・率直な感想

アイダーダウンの打ち直し

羽毛のランクでは表現できない別格のダウン

現在日本国内では、イロイロな羽毛布団が販売されています。まさに品質/販売価格もピンからキリまで…さて、その羽毛布団の中でも最高級いや最高額の羽毛布団は、アイダーダックダウン羽毛布団です。さてその最高級アイダーダックダウン羽毛布団とは…

一般的に販売されている最高級羽毛布団と言われる羽毛布団は、白鵞鳥・ホワイトグースの親鳥/産卵のために飼育されているホワイトマザーグースの羽毛マザーグースダウン/を充填した羽毛布団です。

一般的な最高品質のマザーグースダウンは、ハイイロガンを数十年の年月を掛けて家禽用に品種改良し農場で飼育されています。品種や飼育期間によってランクがあります。下の図はそのランキングを分かり易くしたものです。

今回ご紹介するアイダーダックは、農場で飼育されている家禽ではなく、野生の保護鳥です。

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最高級アイダーダックダウン羽毛布団/和名・ホンケワタガモの羽毛布団とは

上記ランキングチャートにも表記していますが山で言えば、頂上の上に浮かぶ雲の上…一般的なグースやダックのダウンとはステージが異なります。「眠むの木」の見解としては、最高級という表現ではなく「別格」と認識しています。ダウンとしての機能も優れたいますが、年間の収穫量も限られています。

アイダーダックダウン

上の画像は6月の初めに撮影したもの。アイスランドの北西部イーサフィヤルザルデュ-プ湾に浮かぶアイズエイ島のマグナスファーム。強い風の中、胸から腹部に掛けて抱卵パッチが現れ雌のアイダーダック/ホンケワタガモ/の体温が数日前に生まれた卵を優しく温めている様子。

アイダーダックの親鳥と巣の隙間から冷たい空気が入らない様に身体を大きく広げ包み込んでいる様子がお判りいただけるでしょう。産卵の季節になると雌の胸のダウンが抜けやすくなり/抱卵パッチ/その抜けたダウンを巣の周りに雌鳥が嘴を利用して付けていき隙間風の侵入を防ぎ卵を温めます。

アイダーダックは、主にアイスランド北西部に生息する保護鳥です

アイダーダック

↑上は産卵直後の巣の状況です

↓ひと月弱で孵化が始まります

ケワタガモの孵化

産卵から25~26日で孵化が始まります。新しい命はおおよそ12時間をかけて自分の嘴で殻を破ってでてきます。アイダーダックの赤ちゃんにとっては、過酷な作業となります。半日の時間をかけて卵から生まれた雛鳥が全て親鳥になる事はありません。

おおよそ10%の個体が成鳥となり、また親鳥となり産卵する事になります。90%のアイダーダックの雛は、ホッキョクギツネ、オジロワシ等の餌となり、アイスランドの北西部フィヨルド地域の生態のバランスが保たれています。

ホンケワタガモ

岩礁の岩穴の奥に可愛い生命の誕生

仕切り線 パソコン

このページ「布団屋.jp」 は京都の布団専門店「眠むの木」が管理する布団ナビゲーター/情報サイトです。アイダーダウン羽毛布団について詳しくお調べになる場合は、こちらのPC・パソコンサイトもご参照ください。

アイダーダウン取材日記

アイダーダックダウン羽毛布団商品ページ(本店のページにジャンプ)仕切り線

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アイダーダックダウン羽毛布団

アイダーダックダウンの採取方法

アイダーダウンは、ファーマーの手作業で集めます。上の画像、向かって左の白と黒のツートンカラーの鳥が雄のアイダーダック。抱卵は、右の茶色の羽根に覆われたメスのアイダーダックだけが行います。

雄のアイダーダックは抱卵の半ばまでは群れにとどまりますが暫くして換羽地に向けて飛び立ちます。雄雌の親鳥と雛鳥のショットは、比較的珍しい光景です。

雌のアイダーダックのダウン・羽毛は茶色です。羽毛布団に充填されるアイダーダックダウン自体は濃い茶色…純粋なアイダーダックダウンは「雌・メスのアイダーダック」のダウンのみとなります。

アイダーダックダウン

アイダーダックのファーマーは、厳しい冬が終わる頃、アイダーダックのペアが産卵をし易い環境を整えます。準備をし孵化から巣立ちまでの間、雌のアイダーダックとアイダーダックの雛を天敵から護る事を仕事とします。

アイダーダックの親子が巣立った後、巣の中のアイダーダックダウンを拾い集めて精製しダウンの集積・販売業者に買い取ってもらいます。素晴らしいアイダーダック羽毛布団の誕生の源です。

アイスランド産アイダーダックダウン取材日記の詳細はこちら

アイスランド産羽毛布団

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アイダーダウン羽毛布団を実際に使用した寝心地

そのアイダーダックのダウンを充填した羽毛布団の実際の寝心地・使い心地を報告させていただきます。「眠むの木」がお奨めして、お客様に大変好評をいただいている、DT-5E羽毛布団と嵩高を比較しました。

下の画像にある様に、DT-5E羽毛布団のシングルサイズ・150×210㎝(1,100g充填)とアイダーダウン羽毛布団のクィーンサイズ・210㎝×210㎝(1,550g充填)は、たたんだ場合、ほぼ同じ嵩高です。逆に1,100gのマザーグースの方が、ボリュームがある様に見えます。

実際に使用した場合も、マザーグースの方が、アイダーダウンよりも柔らかくてふっくらして、一般的な羽毛布団としての風合いは、優れている感があります。正直な話ですが、一般的な「最高級羽毛布団」をお求めの場合は、適正な品質のマザーグースダウンを充填した羽毛布団でも必ずご満足いただけます。

例えばDT-5G または DT-5 オールシーズン対応なら 2枚合わせの DT-M・5G がおすすめです。

販売価格は、同じシングルサイズ150×210㎝で、DT-7アイダー羽毛布団約80万円、DT-5Eマザーグース羽毛布団約15万円…その価格差は通常レベルを遥かに超えています。アイダーダウンの価値、人との共生の物語…価格の差の理由をきっちりご理解の上ご検討していただければ幸いです。

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アイダーダウン羽毛布団を使った感想

一目瞭然…アイダーダウン羽毛布団の方は、そんなに嵩高ではありません。そのため見た感じでも正直に言いまして重さを感じるのは確かです。マザーグースは、「ふんわりふっくら」という表現がぴったりですが、アイダーダウンはの表現は、「かっちり」という感じです。

★上の画像をご覧いただくと「嵩高」についてはある程度ご理解いただけると思います。さて実際に使用した場合の感覚・ポイントをお書きします。

暖かさ/本当の意味の自然の暖かです。汗ばむ様な過度の暖かさでは無く、質の良い睡眠の基本です。

快適感/不要な発汗を伴わないため質の良い睡眠が得られます。一番の魅力は、寒さを感じず熟睡できます。

ご満足感/ダウンの採取は、鳥には全く苦痛を与えず手作業で拾い集める状況。動物愛護の点では完璧。

希少価値/アイスランド全体でも年間で2,000㎏前後の量しか集められない大変貴重なダウンです。誰もが使用できるというものではありません。「本物のアイスランド産アイダーダックダウン羽毛布団をご使用になられている方は、この地球上でそんなに多くおられない」とご理解ください。

そんな、収穫環境をご理解のうえご使用いただく事で、また、ご満足度がアップするものと存じます。

素晴らしいアイダーダウンが入荷いたしました。純粋のアイスランド産アイダーダウン羽毛布団のご提案はこちら

アイダーダックダウン

アイダーダウン羽毛布団のリフォーム

アイダーダックダウン羽毛布団のリフォームのご案内はこちらのページ■ 京都の布団専門店「眠むの木」が自信を持ってお勧めする羽毛布団の打ち直し・リフォームのご提案です。ご納得いただける作業にて対応いたします。

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良い羽毛布団の選び方を京都「眠むの木」がご提案

正しい良い羽毛布団の選び方をこちらのページにお書きしています。必ずお役に立つはずですのでご参照下さい

京都「眠むの木」がおすすめする良い羽毛布団のトップ

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