中国産の羽毛・ダウン…吉林省で育った
ホルトバジグース・ホルトバージグースのお話~眠むの木

京都 ねむのき

ホルトバジ/ホルトバージグース/Hortobagy gooseのご紹介羽毛布団を検討中の方に…羽毛布団の選び方と基本知識のお話・おすすめのポイント・ダウンの産地/中国産のダウンって?

ホルトバジ ホルトバージグース

「羽毛布団」には、グース(鵞鳥)やダック(アヒル・家鴨)/水鳥のダウン・羽毛を充填致します。決してニワトリやチャボの様な、陸鳥の 羽根ではありません。その水鳥/グースやダックは、世界各国に生息しています。

さて、その水鳥の羽毛ですが、すべてのダウンが同じ品質という事ではありません。羽毛布団に充填するダウンの品質のランク・等級ですが、それぞれ差があります。

植物、動物を問わず全ての生物がそうであるように、誕生して成長する過程で、それぞれの生息地に適正な体格・体系機能が年数を重ねてDNAに刷り込まれていきます。

北緯45度のライン

今流通しているダウン・羽毛は、家禽化され、それらを有効に活かされるように、年数をかけて品種改良がおこなわれ現在に至っているものです。

羽毛布団の原材料である水鳥ダウン・羽毛に関しては、(1)寒暖の差が少ない地域より、差が激しい地域で飼育されているモノ、また(2)飼育期間が短いモノより、長く飼育されている水鳥から得たダウンが優れています。

上の画像のブルーの線は、冬場は大変な寒さに包まれる日本列島最北端の「宗谷岬」北緯45度のラインです。ご覧いただくとお判りの様にドイツ・ポーランド・ハンガリーは、日本の最北端、宗谷岬よりまだ北に位置する地域です。

ただし海流や地形に伴う風の関係で宗谷岬以北とは同じ気象条件ではありませんが、基本的には高緯度で冬季には気温がかなり低い地域です。まさに(1)の寒暖の差が激しい地域といえます。

羽毛原料の契約

京都「眠むの木」は、安心・安全を基本としたオリジナル羽毛布団の企画販売を行っているインターネットショップです。良い品質・安心安全の(1)寒暖の差が激しい地域で(2)長期間飼育された良質のダウンを充填した羽毛布団を全国の皆様にご提案しております。

純粋なヨーロッパ産/ポーランド産やハンガリー産のグースやダックダウンのみを充填した羽毛布団を取り扱っております。ヨーロッパの大手企業との関係は、こちら。

★ただし私たちの近くの国で本場の欧州産のダウンに決して劣る事のない素晴らしいダウンと出会えたお話をさせていただきます…。 

私たちの身近にあった素晴らしいダウンの話/ハンガリーのホルトバージ原野のグースが私たちの近くで大きく育っています。良いダウンの産地の基本それは、寒暖の差が大きく自然環境に恵まれた地域。その地域で長期間飼育されたダウンがおすすめ

長春竜嘉国際空港

素晴らしい出会いは、関空午前9時発のエアーチャイナからの始まり。北京/首都国際空港で数時間を過ごした後、おおよそ2時間のフライトで16時30分に長春/竜嘉国際空港に到着。バッグを受け取り空港を出たのは17時前…すでに真っ暗で夜の装い。

今回訪問させていただく吉林白リン(令羽)羽糸戎有限会社の張 玉宝社長のご子息・森氏と国際貿易部の張さんの出迎えをいただいて車で今夜の宿泊地、吉林市まで移動。

車の中は、快適だが、外気温はマイナス25度。そういえば車の窓ガラスの内側に「霜」がびっしり…。京都育ちの者にとっては、訪問時の気温が、最高気温マイナス20度最低気温マイナス30度という情報に少し戸惑ってしまったのは否めない。下は帰国後少し暖かくなったという1月22日~26日の週刊天気予報のコピー。

 

最高気温・氷点下20度、最低気温・氷点下30度の世界…

ダウンの産地

車の中は温かい…でも、ウインドウの内側にはびっしり霜が…なんという寒さ。この寒さが、水鳥自身の保温能力を自ら高め、良いダウンを育む事になる

最高気温マイナス17度

今回の訪問は、日本国内の羽毛布団の黎明期から羽毛一筋の道を歩まれ、ピーターコール/ドイツ、FBZ/ハンガリー、アニメックス/ポーランドをはじめ羽毛産地各国におけるトップ企業とビジネス以上の人間的なつながりを築き上げた故・清水守氏のご教示が原点。(×・閉じるボタンでお戻りください)

昔から教わっていたのは「お客様に喜んでいただける羽毛布団、とにかくダウンの品質が命…産地やブランドにこだわる事はない、良いものは良いのです…一緒に『本当にお客様に喜んでもらえる羽毛布団を作りましょう』」という言葉をいただいたのがはじまり。

「中国に本当に品質の良いダウンを扱っているところがある、前から言っているように良いモノは良いのです…」

吉林 白林

左から張 玉宝社長 私 張社長次男の 張森氏

 

吉林市内のホテルで、翌日からの交渉、取材のために体を整え、翌日訪問したのは、吉林市郊外にある吉林白リン(令羽)羽糸戎有限会社。大変お忙しい中、張玉宝社長も駆けつけていただいた。1985年に創業した工場は整理整頓が徹底され素晴らしいの一言です。

  15mの羽毛選別機

特に目を引いたのは、高さ15mの羽毛選別機。一般的な羽毛工場と比較して掃除が行き届いている。大変好感をもった。機械が新しい古いではなく、いかにメンテナンスが出来ているかによってモノづくりの原点が見えてくる。ポーランドで、おそらく50年以上使われているような古いローチェの選別機が、ピカッと輝いていた以前訪れた立間氏の工場を思い出す。最新鋭の機械がきっちりメンテナンスされているという事は、鬼に金棒というところ。

ホルトバージグースダウン羽毛布団

明日取材予定の、吉林省蛟河市の山嶺にある「万瀧牧畜産業有限会社」で大切に飼育されている、ハンガリー原産/ホルトバジ・ホルトバージグースダウンの仕上がり状態をチェック。数種類の中からホコリ/ダウンファイバーが少ないグースダウンを見つけた。ワクワク気分…。

素晴らしい吉林グースダウン

張森氏に質問をぶつけ、きっちり納得できる解答をいただく。素晴らしいホルトバジ・ホルトバージグースダウンとの出会い。日本の皆様に喜んでいただける、中国吉林省で飼育された品質の良いホワイトグースダウンを実際にこの目で確かめることができた嬉しい一日となった。

ホルトバジグースの品質チェックと管理

品質の良いホワイトグースダウンといえども、きっちりした品質管理と日頃のチェックは欠かせない作業の一つであることは言うまでもない。

 

さてその素晴らしいホルトバジグース・Hortobagy gooseの基本飼育環境を確認のため現場の視察

吉林省東部、長白山西麓に位置する蛟河市の万瀧畜産業有限会社への山道

ホルトバジグース農場がある吉林省の蛟河市は、吉林市から東へ車で夏場なら1時間ほどの移動だが、マイナス20度となれば、国道はツルツルのアイスバーン…まさに酷道となり、移動に倍の時間を要する。

ただし山道に入れば、かなりの凸凹道も雪と氷で舗装状態になり、夏場より逆に走りやすいと四駆のアクセルを吹かす。

  ホルトバージグースの孵化施設

村から外れ、狭い山道を走る事30分強、狭い山道で少し不安な気持ちになりかけてきた時、突如、万瀧牧畜産業有限会社の農場が現れた。 万瀧牧畜産業有限会社は吉林省の蛟河市(コウガ)山稜にあり、ホワイトグースの孵化、養殖を一貫して行っている吉林省グース孵化、養殖のトップ企業。年生産、養殖しているホルトバジグースが400万羽に達し、2013年には白リン社と長期取引関係を契約した企業だ。こんな山奥に…

  ホルトバージグース農場オーナー

一室8,000個の受精卵の孵化を管理するインキュベーター。その数は想像を遥かに超える部屋の数。この施設から中国国内全体に管理された受精卵を出荷されている。こんな山奥に素晴らしい施設、信じられない…!!

  ホルトバージグースの万瀧

受精卵の表面温度をセンサーが感知し、自動的にパレットが左右上下に波打つように動き、電気的なヒーティングにより、室温の均等化をはかり適正な孵化を促す装置。

  万瀧牧畜産業有限会社

なぜこの場所を選んだか…との質問に、即座に帰ってきた答えは「素晴らしい環境」との事。当然といえば当然。綺麗な空気と綺麗な水をためた5つの湖。周りに人家が無い。

年間の寒暖の差が60度という過酷な気象条件だから結果として、自然環境対応に優れた「ホルトバジ・ホルトバージグース」がすくすくと育つという基本を抑えている。

  ホルトバジグース 吉林グース

ホルトバージグース/ホルトバジグース/Hortobagy gooseはハンガリーのホルトバージ養殖株式会社が20年以上をかけて、ハンガリーのホルトバージ草原で育て上げた優秀なグースの品種だ。ハンガリー政府の農業部と国家認証局が質量認定証明書を与えたグースの品種。

ホルトバジグースの特徴は、ダウン率が高く、純白でダウンボールが大きく雑質が少なく手触り感が良い上にかさ高性に優れているところです。主に中国の吉林省、黒龍江省と内モンゴル地区で養殖されており、この農場が中国東北部ナンバー1を誇る。

ホルトバージグース 吉林グース

敷き詰められた藁/飼葉が綺麗…大変良い環境

さてその素晴らしいホルトバジグースの特徴は

ホルトバジグースの飼育現場

さてそのホルトバージグースですが、体が大きく羽毛が純白でとても綺麗な姿をしています。体形としては、他のグースと比較して長身でふくよかで真っ白な密度の高いダウンに覆われ胸元はつるつるした体形です。

湖が氷結しているのに体が白い…サラサラの雪でグース自体がグルーミングしているらしい…楕円形の頭部で目が青く、嘴/くちばし、脛/すね、水かき等はオレンジ色です。頭部にはコブはなく、腹分ふくよかなフリルのような垂れがみられます。雛のうちは少し黄ばんだ羽根に覆われ背中が灰色ですが、2週から6週後にはダウンは徐々に白くなり50日を過ぎると真っ白なダウンに覆われます。

  吉林シルバーグース

ホルトバージグースの横には、吉林シルバーグースが群れている。全く柵もない。野生のグースも交じっているとの事。奥に見える雪原は湖面。3月の終わりになれば雪も消え氷が解けると、グースの群れで覆われる。ふわふわに膨らんダウンを自慢しているらしい…。

  シルバーグースダウン

右のシルバーグースは、500dpという数値が出たようだ。本当に大きなダウンボールが連なっている。良い生地にシンプルに仕上げたら「めっちゃ良い羽毛布団になるよ!!」とは貿易部の何さんの言葉。 また良い羽毛布団ができそうだ。

よくあるご質問(FAQ)に京都の布団専門店「眠むの木」がプロとして責任を持ってお答えいたします

  1. 羽毛と言えば、ハンガリーやりポーランド。何処が良いの?
  2. 品質による「暖かさの違い」本当に良い羽毛布団ってどのような品ですか?
  3. 羽毛布団のダウンの量は、ダウンのパワー・品質と生地の重さで調節の必要。
  4. 羽毛の原料は、あくまでも農業生産品です。
  5. 羽毛布団って判りにくい…品質をチェックする機関/QTECをご紹介
  6. 「暖かくて気持ちの良い羽毛布団」ではなく、お奨め出来ない羽毛布団とは…
  7. まず,羽毛布団の選び方の基本です…まず羽毛布団の感覚…
  8. ダウンとフェザー/ダックとグース/羽毛布団と羽根布団ってどう違うの?
  9. 最近よく見る「マザーグース」って?本物のマザーグースをご紹介いたします
  10. 羽毛布団の臭いの問題…粗悪品に多く見られる羽毛布団の原毛の洗浄処理。
  11. 15万円の羽毛布団が、5万円!!??まぎらわしい二重価格 
  12. ホワイトグースとシルバーグース(グレー)羽毛の色…どこが違うの?
  13. 同じホワイトグースでも、飼育された環境と日数によって差が出ます
  14. 京都の布団専門店「眠むの木」がお奨めする安心安全の羽毛布団
  15. 最高級のハーべスティング羽毛布団が出来るまでの工程
  16. マザーグースのダウンパワーの動画です最高級のダウン、マザーグース
  17. 京都の布団専門店「眠むの木」が日本製にこだわる理由
  18. 羽毛布団のサイズについてお伝えしたい事 羽毛布団のサイズの問題。
  19. 羽毛布団/羽毛のかさ高性って?ダウンのパワー、ダウンの品質の良し悪し
  20. 羽毛布団を仕上げるためのキルティングパターンの説明・側生地もすごく大切
  21. 羽毛布団に使用する生地、綿100%、シルクやりヨセル・テンセル…何が良いの?
  22. 100万円以上する様な羽毛布団があると聞きましたが…。確かアイスランドの水鳥…?
  23. 飼育農場から製造者販売までの情報開示・ヨーロッパの国々からの報告
  24. 羽毛が少し出てきたのですが…羽毛布団のメンテナンスとお手入れについて
  25. 羽毛布団のリフォームについて・長年ご使用になられた羽毛布団の打ち直し
  26. 羽毛布団に使用している生地の親水性についての実験
  27. 羽毛布団の黒い斑点・ブラックポイントについて・少し黒っぽいモノがあるのですが…
  28. 羽毛布団の日頃のお手入れと使い方・羽毛布団の使用方法 
  29. 羽毛品質・ランキングチャート
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